Sanpou – Webデザイン 映像制作

群馬県太田市にある、SanpouさんのWebデザインと、映像制作を担当しました。
https://sanpou.love

創業60年。群馬の繊維産業を支えてきた『整理加工』に加え、布製品への『プリント・刺繍』の事業も展開しているSanpouさん。

打ち合わせを進めていくうちに、3代目の社長をはじめ現場で働く社員さんの多くがバンドマンだということを知りました。もともとバンド仲間だった方々に声をかけ、社員さんが増えていったそうです。「ギターがいないから」という理由で誘った方もいる、というエピソードも最高です。

多くの同業者さんが技術者の高齢化が課題になっている中、そのように世代交代ができていて、長年培われてきた職人の技術や、独自に改造したSanpouさんにしかない設備を、しっかりと受け継いでいることは、素晴らしいなぁと思いました。

社長の永井さんは野外音楽フェス『MACHIFES.』も主催されていて、音楽活動・地域カルチャーとの近さも、会社に根付いているのだなぁと思いました。

制作にあたってのインタビューを通して、「布の面白さに突き動かされている」「待つ工場ではなく、提案するパートナーになりたい」と語る姿がすごく印象的でした。
単に安く請け負うのではなく、最高のモノづくりを追求して日本の繊維業界全体を盛り上げていこうとする姿勢は、私たちも胸が熱くなりました。この姿勢が海外にも伝わるといいなと思って、Webデザインは英語対応も盛り込む形に仕上げました。

群馬の工場までお邪魔して撮影をしました。歴史ある整理加工の重厚な空気感と、バンドマンたちが真剣かつ遊び心を持って仕事に向き合っている姿は、クリエイティブなチームのアトリエのような印象を受けました。
休憩中にタバコを吸ったりサッカーしている姿がかっこよくて! それを見て思い出したのが、映画『ブエノスアイレス』のシーン。それをインスピレーションに、デザインと映像を作っていきました。

写真はヤマテツに撮影してもらいました。映像は関山と岩田ヨシヒデくんでカメラを回しました。映像の音楽には、社長の永井さんがドラムを務めるバンドCAR10の曲を使わせていただいています。
サイト全体のデザインは坂本真理、そしてSanpouの熱い想いやストーリーを言葉にしてくれた文章は、ライターの三浦えりさんに書いていただきました。

みんなで試行錯誤しながら、Sanpouのこれからの挑戦を後押しできるようなサイトに仕上がったと思います。ぜひWebと合わせて、公開されている映像も観てみてください(YouTubeで音声ありでぜひ!!)。